20009.10.2 (金)夜
突然猫を飼うことになってしまいました。
犬・猫、好きでこれまでも道を歩きながら、近所の犬や猫たちに声をかけていました。
特に猫は、触るの大好き!!
人懐っこい猫は、途中までついてきたりしますが、テリトリーがあるようで、途中までついてきてもある程度のところまで来ると、ついてこなくなってしまうので、どんなにかわいくても、見ているだけでした。
うちには、小鳥がいるので、猫を飼えなんて、考えたこともなかったです。
犬は、散歩が大変だし、医療費の事を考えると、とても飼えない。
鳥以外に飼うなんて、とんでもない。
ところが、10/2、夜7:30くらいでしょうか、歩いて帰っていると、突然、足に何かが絡まってきました。
暗い、夜道です。ビックリ!!
よく見ると、子猫でした。
足にじゃれてかわいい。右足を出すと、ピョン。左足を出すとピョン。
歩けなくなるくらい、じゃれてきました。踏んでしまいそう。
いつものように、そのうち自分から、ついてこなくなるだろうと、しばらく遊んでやりました。
ところが、そのこは、どんどん歩き進んでも、ちっともかえっていきません。
右→ピョン。左→ピョン。
と、とうとううちまで着いてきてしまいました。
ついてきてしまったものは、どうしょうもない。何とか、なるだろうと思いました。
(その考えが甘かった。)
お腹すいてるだろうから何か食べさせて、ほって置けば、自分で、かえって行くだろう。
とも思いました。それも甘かった。
牛乳をやっていると、うちの庭をテリトリーとしている野良猫がすぐそこまで、人がいるのにやってきて、恐ろしい声で、「ウー」とうなっています。
戸を閉めると、襲い掛かり、すごい声が夜のご近所に響きわたりました。
これは、外に出しておけない。
仕方なく、玄関に入れて、一晩様子を見ることにしました。
だれか、もらってくれる人を探そうと、親戚に電話。
調度、夏に長年飼っていた猫が死んだおばさんがいるので、飼ってくれるかもしれない。
猫を飼っているおじさんがいるから、一匹増えても、大丈夫かも知れない。
そう、思いました。
でも、甘かった。
おばさんは、その猫の事が忘れられない。今でも、涙が出てしまうといいました。
いなくなって、ホッとしているところもあるらしいのです。
やはり、一匹の猫という命を最後まで、育てて面倒を見るのは、大変なことです。
気軽に何とかなると思った私は、甘く反省です。
その夜は、遅くまで、ネットで、引き取り手を捜したりして眠れない夜を過ごしてました。
明日になったら、元いるところに返すしかないのか?
近所に教会があるから行ってみようか?
この子はお行儀がとてもよく、玄関に入れておいても、上がってきたり悪さをしませんでした。
二時間くらいたつと、呼ぶとさすがになれて、玄関を上がってきましたが、ちょこんと座っているだけで、けしてそこから、部屋の方にこようとはしませんでした。
とても、おりこうでした。
その夜は、とりあえず、倉庫に入れて、寝ましたが、おとなしく、「ミャーミャー」泣くこともなく、
朝起きてみてみると、倉庫に入れておいた、プランターをトイレときめ、ちゃんとそこでウンチをしていました。
その様子を見て、うちの母が、かわいそうだから、飼ってやろうと。。。
私は、鳥の事も気になり、引き取り手が見つかるまでならと思いました。
次の日は、一日倉庫の中で、どこにいるのかわからない。呼んだら出てくる。という状態でした。
上手に隠れているのです。
でも、二日目になると、リラックス。
自分で一番気に入ったところを見つけて、座るようになりました。
それが四角い浅い植木鉢でした。その中に今年の春に掘ったチューリップの球根をいていたので、
それが、クッション代わりになるようで、自分で調度良いように足踏みをして、形を整えていました。
始め、その様子を見て、「ここでウンチでも、しようとしているのかしら。」と無知な私は思いました。
球根の上でくつろぐ
その日は日曜だったので、身体を拭いてやったり、庭で遊んでやったり。
すると、外で遊ぶことを覚え、倉庫に帰りたくないようでした。
と、どうでしょう!
倉庫から、外に出るぬけ道をみつけ、入れるとすぐにその抜け道の方を見て、でできてしまうのです。
まぁ、すぐに行ってしまうので、その抜け道がどこなのか、わかりつぶしてしまいましたが、、、
つぶされたとわかると、すぐに諦めてしまいました。これも猫の賢さなのでしょうか。
三日目・四日目は調度、台風が本州に上陸した時で、こちらも少し寒くなりました。
すると、今度は、自分で暖かい毛布の上を見つけ、そこで又足踏み。
少し寒くなると、ここへ行くようになりました。
何も教えなくても、ちゃんとわかってるんだ。
やっぱり、鳥とは違うんだなー。
毛布は暖かい