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レトルピアノ教室
Lettle piano room

発表会の舞台裏2「白鳥の湖」のスコア
二種類のスコアがあるスコア
■オーケストラ用とバレー用のスコア
ご存知ない方が多いと思いますので、書いておきます。
普通「白鳥の湖」のスコアといえば、こちら。
こちらが一般的に販売されているものです。
しかし、これは抜粋されたもので、オーケストラがメインの演奏会で演奏され曲が、
載っているスコアです。
これはバレエで上演されるプログラムの曲が全曲載っていません。
通常、バレエ音楽を演奏会で、演奏する場合は、
チャイコフスキーが選んだ、アラカルト版が使われます。
これは「ハイライツ(ハイライト)」とよばれ、
作品番号に「a」がついています。
Op.20aとなります。
■バレー用のスコアは高価
全曲載っているフルスコアを購入する場合、何万もかかってしまう場合があります。
ステージ全体の楽譜ですから、膨大な量の楽譜です。
昔の、百科事典、電話帳規模の厚みがあります。
以前、講師コンサートで、「くるみ割り人形」を演奏した時も、フルスコアを購入し、
8000円ぐらいかかりました。
今回の「白鳥の湖」のスコアは、ラッキーなことに、
ほぼ全曲載せてあるサイトを見つけることが出来たので、
そこからダウンロードできました。ラッキーでした。
なぜ、完全版のスコアが必要なのか?
なぜ、完全なスコアが必要なのか。
それは、物語があるからです。
だだ、演奏するだけなら、アラカルトの楽譜だけでも大丈夫ですが、
物語になると、話に必要な音楽がないと、話が成立しなくなります。
物語「白鳥の湖」に使われている連弾譜も、
このバレエの楽譜にしか載っていない曲が、何曲もはいっていました。
しかし、この膨大なスコアの中から、
物語に使われている部分の楽譜を探すだけでも一苦労です。
必要なところだけ、プリントアウトしましたが、
それでも印刷した楽譜は100枚以上、
大変な作業です。
ですが、これをしないと、アレンジ作業に入ることが出来ません。
同時に、オーケストラの演奏CDから、使う音楽だけを抜き出して、
すぐに聴けるようにする。
という編集もしました。
出来るだけ、本物に近い演奏をしたい。
という気持ちがあるからです。
余談ですが、以前、講師コンサートで、「くるみ割り人形」を演奏した時も、
フルスコアの楽譜は、厚すぎて、譜面台にのりません。
必要な部分をコピーしようとすると、なかなかひっくり返せない。
大曲の楽譜というのは、そういう代物です。
1.オリジナルアレンジの必要性と方法について
2.ステージ用楽譜とバレー用楽譜の違い
3.構想をねる
4.データづくり
5.組曲「白鳥の湖」当日の演奏
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