ピアノ教室

発表会の舞台裏3 アレンジの構想をねる

次の作業は、現実的に誰が、どの曲を担当するか

こうして、楽譜も参考になる音源も準備出来ました。
次にすることは、アレンジではありません。

まず、出演する生徒さんの顔ぶれを思い浮かべ、
誰にどの曲を渡すかです。
今の段階で、どの程度なら弾けるか。
という事を考えます。


そうしないと、アレンジはしたものの、
結果しすぎて、誰も弾けない。
という事になってしまいます。

生徒さんの中には、始めたばかりで、片手しか弾けない。
という人もいます。
それぞれのレベルにあった曲を用意しなければなりません。
これも重要で、なかなか難しい作業です。

ここを間違えると、練習がトロ沼化してしまいますから、
大変重要な部分です。

一曲はピアノの連弾として、残したいと考えたので、
どの曲が、連弾にふさわしいか。
という事を、連弾の楽譜とスコアを見ながら、決めました。

曲を聴きながら、難易度を決めてしるしをつけていったり、
この部分は、エレクトーンの効果をどう使えるかという事を考えました。
最終的にものを言うのは、長年の感です。


音楽物語「白鳥の湖」・・・アレンジ方法

フィナーレのスコア

■アレンジの方法として、二つの手段を考えました。

一つ目は、連弾の楽譜を生かして、エレクトーンのレジストを当てはめ、
足りないところを足して、本物に近づける。

もうひとつは、スコアを見て、1からアレンジをする。
この場合は、「フィナーレ」と言うソフトが大変役立ちます。

「フィナーレ」を使うと、能率がとても上がります。
何しろ、同じメロディーが出てきたときは、
コピーして張り付ければいいし、
考えが変わり別のパートにしたいときは、切り取って、そこへもって行けばいいのです。
手書きだったら、又一からやり直さなければ、いけません。
何より、ワンタッチでパート譜が作れてしまうのです。
第一、手書きの譜面ほど、見づらいものはありません。

ただし、どうしても打ち間違えが出来てしまいますので、
必ず、チェックはしないといけません。
写真は、フィナーレで作成した楽譜です。


1.オリジナルアレンジの必要性と方法について
2.ステージ用楽譜とバレー用楽譜の違い
3.構想をねる
4.データづくり
5.組曲「白鳥の湖」当日の演奏

 

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