ピアノ教室

「子供の領分」2.象の子守歌

本番の演奏

■小学6年中学1年の演奏です。


YouTubeから直接聴く時は、こちらからどうぞ

オーケストラスコアを参考に
ピアノコンチェルト風になればと思い、アレンジしてみました。

 

■象の子守歌について

3歳の娘シュシュに捧げられたこの曲集「子供の領分」の表紙には
像のぬいぐるみの絵が印刷されていました。
お気に入りの象のぬいぐるみを抱きながら子守唄を歌ってあげている幼い女の子。
彼女は、いつの間にか、自分も眠ってしまいます。

象の名前はジャンボ。
曲のタイトルは、「jimbo's lullaby」 ジャンボの子守歌と書いてあります。
でも、これはjumboの誤りだったそうです。
このままでは、ジンボです。
同じような、間違いを「人形のセレナーデ」でも、
ドビュッシーはしています。
(人形へのセナーデになっている)
英語を使ってみたものの、あまり得意でなかったからと、言われています。

当時、ゾウと言えばジャンボ。サーカスの人気者でした。
日本で、犬と言えば、ポチ、猫はタマ。
という感じと同じで、定着したネームだったようです。

下の動画が、この曲のモデルとなった、ジャンボではないか。
とされる動画です。

なぜなら、この像は、耳が小さく、アフリカ象ではなく、
インド象だという事、
丁度、この曲が作曲されたころに、撮られた映像であることが、
根拠になっています。



「象の子守歌」の象は、インド象というのは、
東洋的、異国情緒のある半音階の進行から伝わってきます。
このメロディーやリズムの動きが、ぞうさんのあくびのようで、
うつらうつらと眠りを誘います。
ドビュッシーは、
優しくちょっと不器用に弾くように、と冒頭に書いています。

「子供の領分」初版の表紙
「子供の領分」初版の表紙

ちなみに、ラベルの時代に有名な象はパパールです。
「象のパパール」という作品が残されています。

 

■「子供の領分」曲目紹介

【子供の領分】・・・・・日本バージョン
1.線路は続くよどこまでも
2.「となりのトトロ」よりさんぽ
3.ねこふんじゃった
4.夏祭り
5.ポニーテールのインディアン

【子供の領分】・・・・・ドビュッシー作曲
1.グラドゥス・アド・パルナッスム博士
2.象の子守歌
3.雪は踊っている
4.小さい羊飼い
5.ゴリウォーグのケークウォーク
※今回は演奏しませんが、人形のセレナーデが、3曲目にあります。
2017年発表会Top

 

 

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