下関LETTLEピアノ・エレクトーン教室・・・・発表会「白鳥の湖」が出来るまで・その⑤
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楽譜を配って、ホッとするまもなく、次にしなければならない作業は、データ作りです。
データ作りをしてみないと、「本当にその楽譜でいけるか」と言う点で、不安が残ります。例えば、鍵盤のない音符を書いてしまってはいないか。
ひきやすい位置になっているか、などチェックします。
基本的に、打楽器はリズムで打ち込みますが、アサインにしたほうがいい場合も
ありますし、色んな事を決めながら音作りをしていきます。
何しろ、エレクトーンを家にもっていない、ピアノの子供たちにも
こういうときは、エレクトーンを弾かせますので、
音変えの仕方など、考えることはたくさんあります。
一番したくないのは、よくあるパターンですが、
リズムのない曲や、リズムのない場所にまで、
リズムを入れて、メトロノームのようにしてしまうことです。
一曲一曲、この曲は本当に弾ける様にできるのか。
と、悩みながら作っていきました。
お正月は、この作業でつぶれました。
音楽物語「白鳥の湖」・・・自分の演奏
発表会では、私も子供たちと一緒に弾くようにしています
今回は二曲、「杯のおどり」と、「小さな白鳥たちのおどり」と言う曲をソロで弾くことにしまはた。正直、指導をしながら自分もひくというのは、精神的にも、体力的にも厳しいものがあります。
自分の演奏に集中できないからです。
しかし今は、人手不足ですし、何曲かは私も弾かないと無理だろうと、
というのがその当時の状況でした。
「フィナーレ」の曲も本当は、中学生トリオで、させるつもりでしたが、
一人で弾く曲の出来が良くなく、間に合わないので、私が弾く事にしたのです。
自分の曲のアレンジは、子供たちの曲の音作りが全部終わってから始めました。
なので、一月の中旬くらいらでした。
どうして、この二曲になったかは、特に理由は、無いのですが、アンサンブルにしなくても、
弾けるのではないかと、CDを聴いて感じたからです。
「杯のおどり」はティパニーを抜きたくなかったので、そこだけ予め、入れておいたりと、
随分と挑戦的な、をしました。
リズムもなっていいのに、合うかという部分です。
あまり、リズムとらわれると、棒弾きになるので、気をつけたつものです。
「小さな白鳥たちのおどり」は、音作りは、とてもうまく行ったと思いますが、
ねちねちひかず、でもさりげなさすぎずに、という事を心がけました。
難しいと感じました。