「動物の謝肉祭」それぞれの曲の解説
1.序奏と獅子王(ライオン)の行進
2.めんどりとおんどり
3.らば
4.かめ
5.ぞう
6.カンガルー
7.水族館
8.耳の長い登場人物
9.森の奥に住むかっこう
10.鳥かご
11.ピアニスト
12.化石
13.白鳥
14.終曲
「動物の謝肉祭」解説 1.序奏と獅子王(ライオン)の行進~5.象
1.序奏と獅子王(ライオン)の行進
短い序奏の後、ライオンの王様が入場してきます。
ピアノでのファンファーレ風序奏の後に現れるのが、ライオンの主題。
いかにも書きなぐりのようでいながら見事に造型されていて
円熟された技巧の並々ならないものを感じさせています。
発表会では、ピアノとエレクトーンで、4人で演奏しました。
演奏は、こちらからお聞きください。
1.序奏と獅子王(ライオン)の行進
2.めんどりとおんどり
鶏の夫婦が口げんかをしながら登場します。
ピアノがめんどりの鳴き声を
第一バイオリンがおんどりをあらわしています。
発表会では、ピアノとエレクトーンで、3人で演奏しました。
演奏は、こちらからお聞きください。
2.めんどりとおんどり
3.らば
らばが登場し、跳ね回っています。
ラバとは、雄のロバと雌の馬の交雑種の家畜のこと。
(逆の組み合わせで生まれるのをケッテイと呼びます。)
普通のろばでないところに、意味がありそうです。
この曲は、二人が同じメロディを高さを変えて弾きます。
ピアノ一台で弾くのは、大変でしたが、上手に譲り合って弾いています。
発表会では、ピアノ連弾で演奏しています。
演奏は、こちらからお聞きください。
3.らば
4.亀
とってもスローな亀が登場。
この最初のテーマは、
オッフェンバックのオペラ「天国と地獄」の中の「カンカン」のメロディです。
しかしここでは、ユーモアと皮肉を込めて、
亀の「のろまさ」を強調するために本家のテンポより凄く遅いテンポにしてあります。
発表会では、小学生男子とお母さんが頑張って演奏しました。
演奏は、こちらからお聞きください。
4.亀
5.象
おどけた象のワルツ。
中間部のメロディは、ベルリオーズの「ファウストの劫罰」の中の「妖精の踊り」と、
メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」の「スケルツォ」を借りていて、
それを原曲より低い音で演奏し、象の雰囲気を出しています。
ピアノは和音の連続ですが、メロディを支えています。
発表会では、小学3年男子と私で演奏しました。
演奏は、こちらからお聞きください。
5.象
解説⇒6.カンガルー