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レトルピアノ教室
Lettle piano room

「超有名な曲特集」12.ピアノ協奏曲第一番 チャイコフスキー
本番の演奏
■高校2年生の講師の演奏です。
直接ご覧になるときはこちらからどうぞ
とても有名な曲なので、ミスると目立ってしまいますが、
そんなに悪い演奏ではありません。
間のとり方は、上手です。
ただ、焦っているので、もう少しゆったり弾いてほしかったし、
最後の部分がずれたのは、人の演奏を聴いていなかったからと思うので、
人の演奏も聴きながら、自分の音量など、変えられるようになってほしいな。
と、思います。
でも、よく頑張ったと思います。
エレクトーンは、あれだけ音量を上げても、低音はなくなるし、
pizzの音もなくなってしまい、残念でした。
■ピアノ協奏曲第一番 について
「ピアノ協奏曲第一番」は、1874年11月から1875年2月にかけて作曲されました。
チャイコフスキーは当初、友人であるニコライ・ルビンシテインを初演者と考え、
彼に献呈しようとしていましたが、1874年のクリスマスに
この作品を草稿の段階でルビンシテインともう2人の楽友に聞かせたところ、
ルビンシテインから思いがけず
「この作品は陳腐で不細工であり、役に立たない代物であり、
貧弱な作品で演奏不可能であるので、私の意見に従って根本的に書き直すのが望ましい」
と激しく非難されたため、送る相手を変え、
セルゲイ・タネーエフへの献呈を目して作曲を進め、
オーケストレーションが完成した後で、最終的に
ドイツ人ピアニスト・指揮者のハンス・フォン・ビューローへ献呈したのでした。
ビューローはこの作品を「独創的で高貴」と評しています。
1875年10月25日、ハンス・フォン・ビューローのピアノと
ベンジャミン・ジョンソン・ラングの指揮によりアメリカのボストンにて初演され、
大成功を収めました。
この様子はビューローからチャイコフスキーの元に電報で知らされました。
ロシアでの初演は、世界初演の1週間後、サンクトペテルブルクにおいて、
ロシア人ピアニストのグスタフ・コスと
チェコ人指揮者のエドゥアルド・ナプラヴニークによって行われました。
モスクワ初演は、ニコライ・ルビンシテインの指揮、
セルゲイ・タネーエフのピアノによって行わました。
ルビンシテインは、友人へのザンゲの気持ちからなのか、
その後何度も独奏ピアノを受け持って、この協奏曲を世に知らしめる役割を果たしています。
この曲は、1879年夏および1888年12月の2度にわたって改訂され、
第1楽章冒頭のピアノによる分厚い和音はこのとき加えられています。
(初版ではアルペッジョになっています)
■「超有名な曲特集」それぞれの曲の解説と演奏
1. メヌエットト長調 BWV.Anh.114 ペツォールト
2.ジプシーの踊り ベルディ
3. トルコ行進曲 ベートーべン
4. 戦国絵巻「かごめかごめ」 わらべうた
5.ガボット ゴセック
6.きらきら星~たなばたさま フランス民謡・下総皖一
7.愛の夢 第三番 リスト
8. ジムノペディ第一番 サティ
9. アラジンメドレー アラン・メンケン
10. アイネクライネナハトムジークト長調 K.525 モーツァルト
11.ハンガリー舞曲第五番 ブラームス
12.ピアノ協奏曲第一番 チャイコフスキー
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