下関のレトルピアノ教室は、あなたに寄り添うピアノ教室です!
レトルピアノ教室
Lettle piano room

「動物の謝肉祭」3.らば
本番の演奏
■中学1年と2年の姉妹の演奏です。
大きい画面は、こちらからご覧ください。
この曲は、らばという足の速い動物が、急いでいる様子を表現した曲です。
なので、速く弾かないと意味がありません。
楽譜は、二台のピアノで、まったく同じフレーズを一オクターブ違いで弾くように書かれています。
はもりも一切なし。
どこまでも、同じフレーズです。
なので、理論的には、一台のピアノでも弾けるはずなのです!
しかし、人には、手もあるし肩もあるし、
一台ピアノで弾こうとすると、ぶつかって、弾きにくくなってしまいます。
それでなくても、隙間がなく、テクニック重視の曲ですから、
ひたすらまっすぐ弾かなければならず、ちょっとした乱れも許されない
とても難しい曲です。
そんな曲に中学生の姉妹が挑戦してくれました。
無理やり一台のピアノで弾いた彼女たちの苦労はいかばかりか、
よく頑張ったなーと思います。
音声を聞くと、ずれたり、はしょったり、たくさんしています。
生真面目な人が聴くと、これはダメな演奏だと、評価するかもしれません。
しかし、これはそういう出来映えだけで、評価してはいけないと、
私は思います。
出来だけを考えるなら、エレクトーンで、
フィートを変えたレジストにして、一人で弾けば、
絶対にずれることはなく、そこそこのものになるでしょう。
が、やぱり、二人でやったことに意味があったと思います。
彼女たちの頑張りを、お聴きください。
■らばについて
らばが登場し、跳ね回っています。
ラバとは、雄のロバと雌の馬の交雑種の家畜のこと。
(逆の組み合わせで生まれるのをケッテイと呼びます。)
普通のろばでないところに、意味がありそうです。
この曲は、二人が同じメロディを高さを変えて弾きます。
ピアノ一台で弾くのは、大変でしたが、上手に譲り合って弾いています。
■「動物の謝肉祭」それぞれの曲の解説
1.序奏と獅子王(ライオン)の行進
2.めんどりとおんどり
3.らば
4.かめ
5.ぞう
6.カンガルー
7.水族館
8.耳の長い登場人物
9.森の奥に住むかっこう
10.鳥かご
11.ピアニスト
12.化石
13.白鳥
14.終曲
2018年発表会Top