ピアノ教室

「動物の謝肉祭」4.かめ

本番の演奏

■小学四年生とお母様の演奏です。


大きい画面は、こちらからご覧ください。

この曲の編成は、弦楽器が一斉にみんな同じメロディーを弾くようになっています。
バイオリンもダブルベースも、みな同じです。
違うのは、音の高さだけです。
その点は、「らば」と一緒です。
エレクトーンで、忠実に、音域の差や音色は再現してみました。
ただ、録音を聴くと、低音が負けて良く聞かないと、聞こえてこなくなっています。


この曲の難しいところは、ピアノの伴奏は、三連符で、ずっと行くのですが、
メロディーは、8分音符になるところがあり
一緒になってはいけないのに、つられて合わせてしまいそうになるところです。

弾いているのは、小学四年生ですが、
どうしてもつられてしまうので、練習の時から、私が指揮をして、合わせました。
当日も、裏で、振っていました。
が、時々危なくなりながら、なんとか、最後までたどり着いたのです。

伴奏は、お母さまが、頑張ってくださいました。
本当に感謝しています。

後半、変な音がする箇所がありますが、あれは間違えたのではなく、
元々、そういう不協和音がなるようになっています。
これも、サン=サーンスの遊びだったのでしょう。

 

■かめについて

とってもスローな亀が登場。
この最初のテーマは、
オッフェンバックのオペラ「天国と地獄」の中の「カンカン」のフレーズのパロディです。
元々、とてもテンポの速い曲なのに、わざとゆっくりにして、
かめとしたところは、皮肉が、込められているのでしょう。
亀の「のろまさ」を強調するために
凄く遅いテンポにしてあるのは、サン=サーンスのユーモアのセンスが光っています。

 

■「動物の謝肉祭」それぞれの曲の解説

1.序奏と獅子王(ライオン)の行進
2.めんどりとおんどり
3.らば
4.かめ
5.ぞう
6.カンガルー
7.水族館
8.耳の長い登場人物
9.森の奥に住むかっこう
10.鳥かご
11.ピアニスト
12.化石
13.白鳥
14.終曲
2018年発表会Top

 

 

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