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レトルピアノ教室
Lettle piano room

「動物の謝肉祭」5.ぞう
本番の演奏
■小学3年男子と講師の演奏です。
大きい画面は、こちらからご覧ください。
レッスンより
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この曲は三拍子のワルツです。
象が、巨体を動かし、ワルツを踊っています。
途中、疲れて眠くなりますが、再び頑張って踊ります。
この違いを、レジストを変えて表現してみました。
気が付いていただけるでしょうか。
変ホ長調で書かれたこの曲は、フラットばかりでとても弾きにくい曲です。
当初予定していた方がいなくなり、急に小学三年の男子にお願いしたのですが、
短い時間で、よく頑張りました。
伴奏は、私がしました。
ただ、予定していた人が出られなくなり、
練習期間が短かったので、
彼も私も、ちょっとゆとりがなかったです。
それが、不安となり、演奏に表れたと思います。
こういう伴奏は、弾いていて恐ろしいと、とても感じました。
休みがいっぱいで、メロディーの出方に合わせないといけないからです。
何気なくやっているときはいいのですが、
緊張の場で弾いていると、
メロディーの人が、緊張で、だんだん保てなくなってきているのが伝わり、
後もう少しだから、頑張ってと思ったのですが、
自分の方が、一瞬、気が遠くなってしまって、最後失敗してしまいました。
本当にごめんなさい。
と、いう感じです。
申し訳ないので、後日のレッスンで、もう一度撮りなおしました。
でも、そんなに変わらないかな。
この曲は、低音が主役の曲なので、本当に録音に弱く、
どうしても、ピアノの音の方が大きく入ってしまいます。
ほんとに、そっとしか弾いていないのに、こうなっちゃうか。
と、聴いてみて、がっかりする面もあります。
■ぞうについて
おどけた象のワルツ。
中間部のメロディは、ベルリオーズの「ファウストの劫罰」の中の「妖精の踊り」と、
メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」の「スケルツォ」を借りていて、
それを原曲より低い音で演奏し、象の雰囲気を出しています。
ゾウが、ワルツを踊るとは、これもサン=サーンスの悪ふざけですね。
ピアノは和音の連続ですが、メロディを支えています。
■「動物の謝肉祭」それぞれの曲の解説
1.序奏と獅子王(ライオン)の行進
2.めんどりとおんどり
3.らば
4.かめ
5.ぞう
6.カンガルー
7.水族館
8.耳の長い登場人物
9.森の奥に住むかっこう
10.鳥かご
11.ピアニスト
12.化石
13.白鳥
14.終曲
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