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レトルピアノ教室
Lettle piano room

「動物の謝肉祭」8.耳の長い登場人物
本番の演奏
■小学四年生の演奏です。
大きい画面は、こちらからご覧ください。
耳の長い登場とは?
お話を聞いていると、ろばのことなんだと、わかってきます。
曲は、弦楽器だけの編成で、
耳が痛くなるような、バイオリンの高くてきつい「ミ」の後に、
他の弦楽器が、半音階で、上ったり下ったりを繰り返します。
耳だから、「ミ」なのかな?
などと思ってしまいますが、フランスで、耳のことはなんというのでしょう。
調べてみたら、eから始まるスペルではありませんでした。
単なる偶然ですね。
演奏は、
ひとりで弾ける曲なので、ソロでお願いしました。
なかなか、間の取り方が、上手です。
頑張れば、すごく上手になると、感じます。
■耳の長い登場人物について
耳の長い登場人物とは、ロバのこと。
ロバには「のろま、まぬけ」などの意味もあり、
この曲でサン=サーンスは、自分の曲を悪く言う音楽評論家たちのことを
ロバに喩えて皮肉を言っています。
なので、タイトルはずばりロバと言わず、耳の長い・・・となっています。
当時、ドビュッシーなどの近現代派への移行期であり、
サン=サーンスは、現代曲を受け入れなかったため、
たびたび、非難を浴びていたようです。
■「動物の謝肉祭」それぞれの曲の解説
1.序奏と獅子王(ライオン)の行進
2.めんどりとおんどり
3.らば
4.かめ
5.ぞう
6.カンガルー
7.水族館
8.耳の長い登場人物
9.森の奥に住むかっこう
10.鳥かご
11.ピアニスト
12.化石
13.白鳥
14.終曲
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