「動物の謝肉祭」より9.森の奥に住むかっこう
この曲は、二台のピアノと、クラリネットの編成になっています。
クラリネットは、かっこうの鳴き声です。
ずっと、同じ音で「かっこう」となくだけです。
なんて簡単!
と思うでしょう。
しかし、それは甘い。
こういう単純な音ほど、覚えられないものです。
どこで鳴いたらいいのか、
覚えらるのは、最初だけです。
あとは、だんだんわからなくなってしまう。
大人なら、自分で楽譜を追って弾くことも可能ですが、
小さい子には、無理なので、常に指で指していなければなりませんでした。
それでも、一回違うところで、鳴いてしまいましたね。
ピアノは、そんなに弾きにくい感じではないと思いますが、
鳴くのを待てないで、次に行ってしまっていた。というか、、、
こういう曲は、フリーズを大きく感じないといけない。
その中で、盛り上がりも作らないといけない。
平坦になってはいけない。
難しい曲です。
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曲の解説は、こちらです。
9.森の奥に住むかっこう
「動物の謝肉祭」より10鳥かご
鳥は、やはり、フルートなのでしょう。
フルートが、主役の曲です。
そして、ピアノが、やかましく鳴いているというのか、しゃべっている様子を
表現しています。
なので、ピアノは、がしゃがしやと、フートの邪魔をするぐらいに
弾いていいのです。
しかし、この曲の柱は、ベースです。
PIZZベースが、曲を支えます。
なので、エレクトーンを弾いていた私は、
必死で、テンポキープをしたのですが、録音を聴いて愕然としました。
全然なくなってしまい、聞こえません!!
あんなに、大きくなるように設定していたのに。
せっかく、フルートの先生がいらしやるので、生楽器の方が良いと思い、
お願いしたのですが、ほんとにバランスをとるのが難しい感じでした。
録音では、しっかり、フルートは入っていますが、実際の位置関係では、
後ろで弾いている私たちには、ほとんどフル―トの音は聞こえず、
こんなに大きく弾いていいのかしら。
と、遠慮してしまう感じになってしまいましたね。
たぶん、録音のマイクが上にあるので、遠くに飛んでいくピアノと上を向いて吹くフルートは、
しっかり拾うのですが、ベースは、低音なので、
下向きに下がっていく音なので、こんなことになってしまうのでしょう。
実際で聴いている人には、もう少し違った感じに聞こえていたのではと思います。
また、この曲は、三拍子ですが、音符の数え方が?に、なる曲です。
算数をしているように、拍を数えていないと、わからなくなってしまいますし、
トリルが多いのですが、ドレドレドレあれ?みたいなことになるので、
計算して、いくつ入れようと、決めて数えて、やっと弾けるようになってきた。
というか、厄介な曲でしたね。
しかし、やってみるといい曲です。
私は、好きです。
今でも、鼻歌のように、出てきます。
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10.鳥かご
「動物の謝肉祭」YouTubet画像
1.序奏と獅子王(ライオン)の行進
2.めんどりとおんどり
3.らば
4.かめ
5.ぞう
6.カンガルー
7.水族館
8.耳の長い登場人物
9.森の奥に住むかっこう
10.鳥かご
11.ピアニスト
12.化石
13.白鳥
14.終曲
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